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2006年 09月 27日
世界耐久選手権最終戦、ボルドール24時間耐久レース
みなさんこんにちわ、昨日帰国しました。

世界耐久選手権最終戦を優勝、2年連続世界チャンピオンを獲得し最高の結果で現役生活を終える事が出来ました。ここまで走り続けられたのも、みなさんの暖かい応援のお陰と感謝しています。 ありがとうございました。

レースレポート

レース前日の予選まで連日雨ばかりでしたが、決勝当日は天気も回復し青空の下最後のレースが始まりました。スタートして序盤こそ2番手を走行していましたが、トップを走行していたSERTの2号車が転倒してしまい代わってトップに立ちました。

その後は少しずつ2番手のヤマハGMTを引き離し、8時間が過ぎた頃には2ラップほどの差がつきました。ですがそこからなかなか差が変わらず均衡状態が続きました。24時間耐久において2ラップの差というのはワンミスで逆転されてしまう差です。気が抜けません。

つらい夜間走行も終わり、本来なら太陽が昇り明るくなるにつれまた気力が出てくるはずの時間帯に、不順な天候の為霧が出て前がろくに見えないような状態での走行でした。
そんな状態でレースは続き、相変わらず差は変わりませんでした。

その後、霧が雨に変わりコースはウェットになりました。その雨で2番手のヤマハGMTが転倒、アドバンテージが広がりそこから少し余裕ができました。レースウィークの連日の雨で、少し体調を崩してしまっていた私をかばい、マチューとバンソンが頑張ってくれ少し休むことができました。

体調も随分楽になり、残り2時間半のところで私の現役ラストランとなりました。2番手とのアドバンテージが十分にあるので、ペースを落として確実に走行しました。そして最後の走行を終え無事ピットに戻った私を、スタッフや日本から応援に来てくれたファンが大きな拍手で迎えてくれました。これですべてが終わったんだという思いから、自然に涙がこみ上げてきました。

チェッカーまであと1時間30分ほどです。ホッとしていた所、バンソンがチェッカーを受けないかと私に提案してくれました。最後の走行はバンソンでしたが、残りの30分を代わりに走ってチェッカーを受けろと言ってくれたのです。1度は終わったと思っていたので集中し直すのが大変でしたが、バンソンの粋な計らいで最後の走行をすることになりました。

そしてチェッカーまで30分、2位に大きなリードを持っていたのでペースを落として1周、1周を確認するように確実に走り、レース人生最後のチェッカーをトップで受けることが出来ました。24時間をノーミス、ノートラブルで走りきる事の難しさを知っているだけに、私の最後のレースで完璧な仕事を見せてくれた仲間達に感謝の気持ちでいっぱいでした。

そして最後に一人娘の日菜を表彰台の真ん中に上げることが出来、最高の表彰式になりました。

今まで応援してくれた、ファンの皆様、スポンサーの方々、スズキの関係者の皆様、私の家族、そして今まで支えてきてくれていた妻に今は感謝の気持ちでいっぱいです。

最後のレースを思い切り楽しむことができました。

本当にありがとう!

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by k1-kitagawa | 2006-09-27 10:46 | メイン


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